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  • 実行委員

街の星座さん <取材>

おはようございます!

皆さんは天体、好きですか?私は地方出身ということもあって、小学生のころにはよく、見えないものを見ようとして望遠鏡を覗き込んだのを覚えています。そんなこんなで今回は「劇団街の星座」さんへインタビューに行きました!


右の画像は私が「劇団の雰囲気を表す集合写真を撮りましょう」とお願いした時に撮った写真である。 誠実でありつつもユーモアが感じられる。好き。









左の写真こそがその豊川さん。優しくて知的であると同時に演劇に対する愛情は誰よりも深い。 BUMP OF CHICKENが好きで、天体が好きなのもその影響らしい。劇団名もそこに由来するのだという。












稽古風景を見学させていただく前に主宰兼本作品の作・演出を執り行う豊川涼太さんにお話を伺いました!



西岡「劇団街の星座さんはU25枠での参加ということで、良ければ劇団の成立経緯を教えてください!」

豊川「埼玉大学の学生劇団の団員を中心に、自分と『ご縁』のある人達で立ち上げました!」


西岡「なるほど!それでは、普段はどんな作品を作っているのですか?」

豊川「作風は毎度変わります(笑)。ですが一貫して作品は『アングラ気味純情演劇』であると自負しています。」

西岡「ほうほう。」

豊川「作品のテーマは純情なんですけど、自分自身が色んなサブカルの影響を受けてることもあってか、演出は前衛的で。本作品『スピカとエチカ』もオリジナル曲の生演奏があったりして、そういうところが見所であったりもします。」


西岡「うんうん!ちなみに本作品はいかなるものですか?」

豊川「本作品では時間の流れが一直線じゃなかった場合に起こる、苦悩やドラマを描いてい

ます。どうか輝いている若々しい役者を見てください!笑」


西岡「なるほど、ありがとうございます!!それでは稽古風景を見学しても大丈夫ですか?」

豊川「どうぞ!」



左の写真は、役者と演出がディスカッションをしている場面である。これは豊川さんが重んじていることの一つであるが、街の星座さんでは演出家から一方的に演出を押し付けるのではなく、双方で意見を交えながら稽古を進めている。

右の写真は実際に稽古を進めている場面であるが、皆が楽しんで作品を作っているのが見て取れる。

また芝居の稽古以外にも生演奏のためのバンド練習も定期的に行っているそうだ。



劇団街の星座「スピカとエチカ」(作・豊川涼太)

は「忘れたくないのに忘れてしまうこと」にフォーカスした作品である。

その独特な演出や不思議な世界観だけでなく、言葉のリズムや響きを大事にしたセリフ回しも聞き逃せない。

街の星座さんが作り出す「純情×アングラ」な世界観をぜひ劇場で味わってください。

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