新型コロナウィルスが猛威を振るっているこのご時世。イベントが出来ること自体が今では貴重なものになってしまいました。そんな中…
「年下の義母」
この謎めいた名前に惹かれ稽古場に赴いた8月某日。この日の気温は37℃。これほどの猛暑日にもかかわらず稽古場では練習が行われていました。この日のメンバーは3人。台本チェックのためパソコンをいじっている作演の江川さんと、
読み合わせをしている役者の原田さん(左)と佐々木さん(右)。
読み合わせを聞いてみるとどうやら高校が舞台の作品。普段接点のない同じ高校の2人がある日土手で会い、それぞれの思いを打ち明けることで物語は進んでいく。高校生たちの日常と淡い青春。役者の2人の自然な演技が舞台の雰囲気を浮かばせてくれます。どのようなストーリーが展開しどのようなラストになるのか、楽しみですね。
今回が旗揚げだという年下の義母さん。高校の演劇部で活動していた2人に目を付けたOBの江川さんが声をかけてメンバーを集めて結成し、自分たちの存在を知らしめるべくこの演劇祭に参加。高校のノリとは違う、自分たちの考える「the 演劇」な演目にチャレンジしたいとのこと。ちなみに「年下の義母」という名前に特に思い入れはないらしい。しいて言うなら、実際年下で義母は存在しないであろうというレアリティさと、その存在のエロさにビビッときたそう。…感性が豊か極まりないですね。
新たなステージに切り込むチャレンジャーたちの演劇。是非劇場で。
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