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  • 実行委員

劇団イン・ノートさん <取材>

劇団イン・ノートさんの稽古場にお邪魔してきました!

参加団体の中でも舞台経験を積んできたメンバーの多いイン・ノートさん。果たしてどんな稽古がなされているのでしょうか…。

クリスマスソングに出迎えられ(?)、稽古がスタート。早速行ったことは体を使った表現について試行錯誤するシアターゲームでした。怒り、悲しい、嬉しいなどの感情の表現の他、スローモーションで喧嘩や鬼ごっこをしてみたり、波や風などの自然を体で表現するなど…レパートリーが豊富。





見学者のアドバイスを聞きつつ普段意識的にやらない動きをあえてすることで自分なりの表現を実験的に探り、演技の可能性を広げていく。





なんだか見ているこっちまで体がつられてしまいそう、そんな感覚でした。(この後実際に参加させていただきました!ありがとうございました!)


シアターゲームが終わり、インタビューを進めていく中で劇団員の方々にいくつか質問。もともと大学のサークルで活動していたそうなのですが、それだけでは足りず自分たちの好きな時に芝居がしたい、そんな思いで3年前に活動し始めたという主宰の芝原れいちさん。当時れいちさんは大学一年生だったということで、演劇に懸ける熱量の凄まじさが伺えます。ちなみに学内や学外の公演は何度かやったことはあったが「演劇祭」というイベントに参加するのは今回が初めてだそうです。コロナの影響で演劇ができる機会も限られているからこそ、演劇祭ではつながりを増やし交流を大事にしていきたい、とのこと。



そして、今回の劇は高校の男女トイレが舞台の作品だそう。トイレという空間に人が集えば本音だって言えるし秘密を打ち明けられる、そんな特別感のあるトイレが舞台の劇をやってみたかったそうです。どんな話かが読めないところにますます興味が湧いてしまいますね…!

また、稽古場にいる皆さんの反応を見ていると、稽古場での雰囲気や人との会話を重要としていることが伝わってきます。





常に明るく純粋に演劇を楽しんでいる方が多いのだなと実感しました!…もしかして稽古場でクリスマスソングの他に卒業の歌や洋楽を流していたのは雰囲気づくりのため…?

温かいその稽古場は家族や友達とはまた違った、固いきずながあるのかもしれませんね。当演劇祭参加作品「賢者会議」はそんな固いきずなの結晶となっているでしょう。お楽しみに。

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